アップルストア、スターバックス、ユニクロなどの有名店舗の外観デザイン(商品の陳列、店舗内の色彩、什器の配置など)は、それを見ただけで他と識別することができます。

店舗の外観デザインに加えて、商品のパッケージ、従業員の制服デザイン、販売技術など、商品やサービスの総合的な印象を保護対象とするトレードデザインが今、注目されています。

例えば、アップルとサムソンのデザイン訴訟では、アップル製品の外観デザインはトレードドレスとして機能すると陪審員に認められました。

アップルは、トレードドレスの保護に積極的な企業の1つで、ガイドラインにもトレードドレスの重要性を謳っています。

またアップルストアの店舗外観については米国で商標が登録されています(米国登録商標第4277913号)。

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中国ではアップルストアの外観デザインや従業員の制服デザインを完全にコピーした偽アップルストアが中国政府に摘発されたことが話題になりました。

中国をはじめ日本でも、トレードドレスの保護についてはまだ消極的です。

しかしアメリカがトレードドレスの保護を積極的に進めていけば、いずれ他の国も追従していくことになります。

知的財産権は属地主義なので登録された国でしか効力は認められないのですが、トレードドレスがアメリカで商標登録されていれば、中国政府が摘発したようにアメリカ以外の国でもトレードドレスとして保護される可能性があります。

 

参考 「コメダ珈琲店」に似た店舗の使用差止め


弁理士 田中智雄
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