皇室御用達品と聞けば皇室も認めるほどの品質の高さを想起させてくれます。

2015年6月から始まった地理的表示保護制度は、まさに現代版皇室御用達とも言える国家が品質のお墨付きを与える制度です。

 

品質と結びつきやすいブランドを保護する制度として利用されている商標制度ですが、実は品質の良し悪しを審査していません。

商標が登録されているからといって、その商標が付された商品の品質が良いとは限らないわけです。

 

一方、新しく運用が始まった地理的表示保護制度は、対象になっている農林水産物の品質の良し悪しを厳しく審査します。

審査を経て地理的表示の使用を許された農林水産物は、国家が品質のお墨付きを与えたことを意味します。

 

地理的表示の使用が意味する国家による品質のお墨付きを守るために、品質が悪い農林水産物に対して地理的表示を使用する不正な使用に対しては、国家が積極的に取り締まりを行います。

品質が悪い農林水産物に対して地理的表示を使用した場合、個人の場合は5年以下の懲役又は500万円以下の罰金、団体の場合は3億円以下の罰金です。

 

すでに世界中からお墨付きが与えられている日本の工業製品。

次は地理的表示保護制度を利用して日本の農林水産物の品質の高さを世界中に知ってもらいましょう。


弁理士 田中智雄
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