覚えやすい、バランスがいい、という理由で、日本では漢字2文字かならなる商標が多く使われています。

しかし日本で使っている漢字2文字の商標をそのまま中国で登録することはできないと考えておくべきです。

 

日本と同じように中国でも漢字を選ぶ基準は同じです。

漢字が表現する意味合いがよく、漢字自体のバランスがよく、覚えやすいことです。

漢字1文字ではなく漢字2文字の組み合わせを好むのも日本と同じです。

 

同じような嗜好で選ばれた漢字2文字の商標はすでに中国で登録されています。

漢字2文字の商標はすでに枯渇しているので漢字3文字の商標を登録しなければなりません。

漢字3文字の商標もすでに枯渇してきているので、さらに文字数を多くした漢字商標を選択せざるを得ません。

 

文字数を多くすると覚えやすさやバランスが損なわれるので、文字数を多くする代わりに文字と図形を組み合わる方法があります。

中国ではひらながやカタカナが文字ではなく図形として扱われることを利用して、漢字とひらがなやカタカナを組み合わせるという方法もあります。

 

「superdry極度乾燥(しなさい)」という、イギリスのファッションブランドが使っているネーミングが参考になります。

漢字とアルファベットからなる文字商標に中国では図形として扱われるひらがなを組み合わせています。

 

日本人では思いつかないネーミングですが、漢字に興味がある欧米人、日本語に興味がある中国人に受け入れられやすいともいえます。

漢字2文字や3文字に比べれば文字数が多くなりますが、文字数が増えても覚えやすさやバランスは損なわれていません。

 

参考 ”しまむら”に学ぶ中国語のネーミング


弁理士 田中智雄
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