中国に返還された香港ですが、中国本土で登録された商標権の効力は香港には及びません。

香港でも商標権の効力を及ぼしたいときは、中国本土とは別に香港でも商標を出願しておく必要があります。

 

香港で商標を出願するときに注意することは漢字の字体です。

簡体字を使う中国本土に対して香港では繁体字を使います。

 

ところが中国へ返還された後の香港は、次第に中国本土の影響が強くなり、現在では香港でも中国本土で話す普通語や中国本土で使われる簡体字が普及しています。

そのため繁体字の商標だけを香港で登録するだけでは十分な保護が期待できなくなってきています。

香港で商標を出願する場合、繁体字の他に簡体字の商標も出願しておく方が安心です。

 

繁体字の他に別途、簡体字の商標を出願する場合に利用できる、連続商標という制度があります。

 

連続商標を利用すれば、繁体字と簡体字の商標を簡単に出願することができます。


弁理士 田中智雄
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