中国に工場を作って自社製品を製造する、中国の市場で自社製品を販売する予定がある場合、事前に中国の商標を調査しておくことをおすすめします。

中国の商標調査と聞くと何やら難しいように思うかもしれませんが、中国国家工商行政管理総局という中国の商標を管理しているところが、オンラインの無料検索データベースを提供しています。

その無料データベースを利用して商標調査をする方法を紹介します。

 

まず商標局にアクセスして、「我接受」をクリックします。

画面1

次に一番上の商標類似検索をクリックします。

画面2

次に商標調査に必要な項目を入力します。

国際分類に1〜45のいずれか1つの数字を半角で入力します。

国際分類が分からない場合は、「商品分类帮助」に一覧が出ています。

日本の特許庁が採用している国際分類ともほぼ一致していますので、こちらを参考することもできます。

 

「調査方法」をクリックして商標の種類を選択します。

クリックすると、メニューが開くので(上から「漢字」、「ピンイン」、「英語」、「数字」、「頭文字」、「図形」)、のいずれかその中から適当なものを選択します。

 

調べたい商標の蘭に商標を入力します。

 

最後に「自動調査」をクリックします。

画面3

試しに「富士山」を調べてみます。

画面4

「富士山」と同一または類似する商標が出てきます。

画面5

実際に「富士山」をクリックしてみました。

画面6

すでに登録されている商標「富士山」の権利者名や権利期間が記載されています。

なおどういう訳か商標が逆さまに記録されています。

 

「打印」をクリックすると印刷もできます。

 

商標検索のメリットは、中国に商標を出願する前に登録の可能性が分かること、中国で商標を使用する前に商標権侵害の可能性が分かることです。

 

今や中国は世界で一番、商標が多い国です。

商標トラブルに巻き込まれないように事前に商標の調査をしておきましょう。


弁理士 田中智雄
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